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アダルトチルドレン回復研究所 代表
永田雅宏

大分県大分市生まれ。
転勤の多い父の仕事の関係で、その後熊本・大阪・福岡と移り住みました。

私の父親は家族に対してとても威圧的でした。

自分の思い通りにならないとすぐに怒りをあらわにし、周りを怒鳴りつけるのです。

そんな毎日の中で、母親は夫の暴力的な言動に耐えきれなかったのでしょう。
悩んだ末にある宗教の信者となり、のめり込むようになります。

不機嫌と怒りで人をコントロールする父親。
「宗教の教え」という鎧(よろい)で心を深く閉ざした母親。

この二人の間で「心の拠り所」が無い、とても不安な幼少期を過ごしました。

中学生の頃より、人前に出られなくなる「対人恐怖」などの不安障害を抱えるようになります。

そしてこの頃から、苦しさから逃れたい一心で心理学を学んだり、心理療法を色々試すようになりました。

しかし心の状態はあまり改善されず、未来に希望が持てない思春期・青年期を過ごしました。

大学を出て社会に出てからは、通信会社などで営業の仕事をしました。

不安や恐怖でいっぱいで、落ち込みやすい自分。
そんなネガティブな自分を抑えればなんとか仕事はできました。

しかし突然強烈な不安に襲われて、考えることも、体を動かすこともできなくなってしまうことが度々あり、悩まされました。

「こんな自分をなんとかしたい。」
「つらい気持ちを減らして、なんとか普通に生活が送れるようにしたい。」

そんな想いでまた新たに様々な心理療法などを受ける日々。
そのうちにようやく症状の改善が進むようになってきました。

改善のキーとなったのは
「子どもの頃に傷ついた無数の体験」
でした。

押し込めていた子どもの頃の暗い体験を癒し・解きほぐすことによって、長年の悩みが解消されるようになったのです。

しかし当時の私は会社で直面する様々な問題にも悩まされていました。

「人間関係が殺伐とした職場」
「経営者・管理者の混乱による大幅な業績不振」
「パワハラ」
など

そしてその多くの問題の根底に、その当事者達が抱える
「子ども時代に親子関係で受けた心の傷」
が見えるようになってきたのです。

徐々に仕事の転身を考えるようになりました。

そして心理学の資格を取得し、病院(心療内科)の心理カウンセラーとして勤務。
その後当研究所を設立をしました。

現在は神奈川県の江ノ島を拠点に、
「アダルトチルドレンからの解放・回復に関する研究」
「カウンセリング・ヒーリングの提供」
などを行っています。
(対面セッション・電話セッション)