子どもの時のトラウマ体験。
私の場合は「母親の宗教」も大きかった。
母が信じている宗教の教え。
これを繰り返し、子どもに言い聞かせ続けた。
何を目的に生きるのか。
毎日をどう過ごすのか。
人にどう接するのか。
など
愛と平和に満ちているはず(?)の教え。
でも、これをいつも強制されるとホント嫌になります(笑)
「自分の想いや感覚は全く無視されて、ある考えを押し付けられた」
その悲しみや無力感。
母と同じことを、自分は絶対したくないと思っていました。
しかし反面、「自分の考えを人に押し付けたくない。」と思うあまり、私は自己主張がすごく苦手になっていました。
これは主体性が弱いということでもあります。
学生の頃はまだそれでも良かった。
でも社会人となり仕事をするようになって、問題にぶち当たるようになりました。
自己主張や主体性の弱い人間。
最低限のことはやれたとしても、周りから信頼されにくい(笑)
上司からも、取引先からも頼りなさそうに見える。
周りからの評価も上がらず、仕事も行き詰りがちでした。
「自己主張が弱い」のは決して、自己主張がない訳ではありません。
自分の想いを抑え込んでいるだけです。
そのため、安心できる相手、付き合っている相手などには反動でキツく当たってしまうこともありました。
「〇〇すべきだろ!」
「〇〇なのが当たり前だろ!」
といった感じです。
何かのキッカケで、抑え込んでいたものが、一気に飛び出してくる。
そうすると、相手との関係も気まずくなってしまいます。
仕事は行き詰まり。
大切な人との関係も、自分から壊してしまう。
そんな状況が続いたことが、自分の「心の問題」に向き合う、一つのキッカケになりました。
今の私はだいぶ「自己主張」出来るようになりました。
でも、躊躇してしまうこともある。
その一つの要因に、子どもの頃の体験で感情的に未消化な部分がある。
そんな感じがしています。
今月から私の母が、トラウマ解消のセッションを受けてくれることになりました。
これまで勧めても拒まれてきましたが、私のがんがキッカケで
「息子の言うことも聞いてみようか」
という想いになってくれたのです。
母親にどんな変化があるのか
そして私自身にもどんな変化があるのか
ちょっと楽しみです。