「満たされなかった子ども時代」が心残りで、「子ども」を卒業しきれなかった私

現在日本では、20歳を超えると「成人」です。

法律(民法)では「子ども」は「両親の親権」のもとにあります。
そのため親の同意なしに契約を結ぶことが出来ません。

しかし成人になると、
スマホを買ったり、部屋を借りる場合でも、親の同意を得なくても、自分の意思で契約ができるようになります。

また 「両親の親権」 から外れるため法的には、自分の住む場所、進学や就職などの進路なども、自分の意思で決定できるようになります。

法的なことはともかく…
学校を卒業し、社会人となって自分の生活費が稼げるようになったら
「大人」になったと見なされることも多いでしょう。

しかし心理的に
「大人」になって両親のもとを離れたかどうかは、また別の問題ですね。

体は大人になっても。
学校を卒業しても。
就職して親から経済的な援助を受ける必要がなくなっても。

でも気持ちは「大人」になりきれない。


私自身はそうでした。

社会人になって、両親のもとも離れている。

でも、気持ちは「大人」になりきれない。

どころか、心の深い部分では「大人」になりたくないと強く思っていました。

すると、
自分の仕事に向き合いにくかったり、真剣さが足りなかったり。

そして周りから頼りなく思われたりすることが多かったと思います。

振返ってみると、
私は「子ども時代」の「満たされなかった感」がとても強かった。

「結局、親と気持ちがつながらないまま」
だったこと。

それが強い「心残り」で、次の「大人」になる踏ん切りが全くついていなかった。

そんな感じがします。

心理的に「子ども」をなかなか卒業しきれない。

一方で身を置いている環境(仕事)では、当然「大人」を求められる。
しかもその圧力はどんどん高まってくる。

当時の私が抱えていた「生きづらさ」。

このギャップが原因の一つだったのです。











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