母親が私のセッションを受けてくれることになりました。
しかし母が受けてくれるまでには長い道のりがありました。
母はアダルトチルドレンに関心がない(笑)
「昔、子育てで至らないことがたくさんあった。」
「子ども達(私を含む)には申し訳なく思うこともある。」
母はそう考えています。
ただ母親自身の子ども時代には特に問題はない。
そして現在も特に問題はない。
そう考えているのです。
なぜなら…
母が信じる宗教で間に合っていると考えているのです。
「心の平安は〇〇教によって、もたらされるもの。」
そう考えている母親にとって、それ以外の改善・解決方法は要らないものだったのです。
私のセッションを受けることを勧めても
「信じている宗教に背いてしまう!」
それぐらいの拒否感がありました(笑)
でもそんな母親の態度が変わったのは、私ががんになってから。
『お互いが「いつかは必ず死ぬ存在」であること』
この事実に向き合ったことで、母は
「息子のやっていることも受け入れてみよう」
そう思ってくれたのです。
本人に「問題意識」や「何かを解決したいという意思」があまり無い。
そのため、今回はトラウマ解消セッション(ヒーリング)が中心となります。
母親にどんな変化があるのか。
また母親と向き合うことで、私自身にどんな気付きや変化が生まれるのか。
しっかり見届けていきたいと思います。