研究所の紹介

「現代を生きる多くの人々が、アダルトチルドレンの性質を持っている」

アダルトチルドレンに関する考え方

アダルトチルドレン(AC)という言葉は元々「アルコール依存症」の家庭で育った人達を指していました。
それが現在では様々な依存症を含む「機能不全家族」で育った人達の事を指すようになっています。

「機能不全家族」とは何か?

様々な考えがありますが、ごく一部を除きほとんどの家族がこれに該当すると私は考えています。

子供に対する過度な干渉、無関心、感情的な攻撃など。
親も完璧でないため、子供に対する愛情、接し方に全く問題がないケースは非常にまれでしょう。

また見過ごされがちな問題としてバーストラウマがあります。

バーストラウマとは出生時における心の傷のことです。

現代医学に基づいた陣痛促進剤の使用や帝王切開、新生児室への隔離。
これらが生まれたばかりの子供に大きなトラウマをつくります。

このトラウマが大きいと、潜在心理的に不安・恐怖心が強くなってしまいます。
そのため動揺しやすかったり、傷つきやすくなってしまうのです。

そのため
「現代を生きる多くの人々が、アダルトチルドレンの性質を持っている。」
と私は考えています。

アダルトチルドレンは特別なものではないのです。

ただその性質が強ければ強いほど、つらさや混乱が起きやすい。
ひどい場合はうつ病などの精神疾患、アルコールなどへの依存症になりやすくなってしまいます。

生きづらさや人生の混乱を減らす

私は会社勤めのサラリーマン(通信会社の営業、CSRコンサル)、病院(心療内科)の心理カウンセラーを経て、この研究所を立ち上げました。

サラリーマン、心療内科で勤めた経験を通じて見えてきたこと。
見ざるをえなかったこと。

それは私自身も含め、
大人が直面する「生きづらさ」「人生混乱」の要因や改善点の多くが、実は子どもの時の家庭環境・親子関係にあることでした。

子どもの頃に身についた思考や感情のパターン、コミュニケーションのクセが目の前の問題を引き起こしているのです。

ではどうすれば良いのか?

その背景にある、数々の傷ついた体験や満たされなかった想い。

これらを解きほぐすことが
辛い心理状態の改善や、望まない思考・感情・コミュニケーションパターンの変化を生む
とても大きなキッカケとなるのです。

当研究所が目指すもの

・幼少期の心の傷に関わる事象に対する理解・啓発の促進
・生きづらさ、人生の混乱を抱えた方の状況改善
・過去の心の痛みに囚われにくい、より伸びやかな社会の実現

当研究所の活動

・アダルトチルドレンからの解放・回復に関する研究・啓発
・AC(アダルトチルドレン)シェアカフェの開催
・効果の高いカウンセリング、ヒーリングの提供
・人生の質を高めるセミナーの開催