「親子関係の心の傷」に時間という薬は効かない!?

失恋で受けた心の傷は
「時間が癒してくれる」
「新しい恋人が出来たら忘れる」
と言われることがありますね。

確かに、そんなことは多いと思います。

でも子どもの頃、親子関係の中で受けた心の傷は、時間が過ぎただけでは解決しないことがほとんどでしょう。

20代の独身の人であれば
「この先自分が結婚したら、子どもができたら、変わるかもしれない」
と思うかもしれません。

「将来、自分が30代・40代になれば、子どもの頃のことなんて忘れているかもしれない」
と思うかもしれません。

しかし実際は、どれだけ長く生きたとしても、子供が成人して孫が出来たとしても、子ども時代の傷はそのままになることが多い。

むしろ子ども時代の傷を見ないために、かえって無意識のうちに幼少期の体験に引きずられてしまう。
そして、自分自身を苦しめたり、他人を傷付けてしまうことが多いように思います。

「子どもの虐待」もある面では、親が自分の子ども時代の課題を放置した結果、起こってしまった出来事だと言えます。

幼少期の体験。

特に親子関係の中で受けた心の傷は根源的で深いものになりやすい。

そのため、心理的な状況の改善には「幼少期のトラウマのケア」は欠かせないのです。

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