「自分」を確立していないことが、相手の「エゴ」や「攻撃性」を引き出してしまう

親からの過干渉、また無関心などの情緒的なネグレクト(放棄)を受けたアダルトチルドレンは「自分」が確立していないことが多い。

親が子の領域に踏込みすぎて、親や他人との境界線が充分に育たなかったり。
親が子に対して充分な関心・愛情を掛けなかったために、自己肯定感が低く、大人になっても心理的に非常に不安定なままでいることもあります。

「自分は自分である」という感覚。
「自分は自分で良い」という感覚。

これが無いと「自分」という個がぼやけたものになってしまい、周りの人の影響を受けやすかったり、ネガティブな感情に飲み込まれやすくなってしまいます。
これだけでも結構キツイ。

でもそれだけではありません。
「自分」を確立していないことは、相手の「エゴ」や「攻撃性」を引き出してしまう面もあるのです。

自分自身が
・自分の想い・意見がハッキリしていない・言えない
・反論しない、反発しない
・依存的で主体性が弱い

といった状態でいると、相手は

「この人には無理を言っても大丈夫」
「この人には冷たくあたっても大丈夫」
「この人は適当にあしらっても大丈夫」

などと無意識の内に思ってしまい、自分に対してエゴ的に振る舞ったり、攻撃的になったり、無理難題を押し付けてきたりしてしまうことがあるのです。
そして本人は雑に扱われて、損な役割を押し付けられたり、疲弊してしまうこともあるでしょう。

でも逆に「自分」が確立してくると、こういったことが減ってきます。

同じ相手、同じ立場であったとしても、相手の対応が変ってくるからです。

人は誰でも内面に「エゴ」や「攻撃性」といったものも持っています。
このネガティブな面が大きくてすぐに言動に出る人もいれば、小さくて普段はあまり言動に出ない人もいるでしょう。

アダルトチルドレン回復の道は、自分を楽にさせるだけでなく、相手の「エゴ」や「攻撃性」を不必要に引き出さないことにも繋がるのです。

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