『幸福でなかった子ども時代を過ごした人』は何を目指していけば良いのか。
「親との葛藤を乗り越えて楽になりたい」
「満たされなかった幼少期の悲しみを癒したい」
「束縛され続け、思う通りに人生を歩めなかった怒りをなんとかしたい」
人によって心の課題に向き合う想いは様々です。
「過ぎ去った過去は消してしまいたい、無かったことにしたい。」と思うこともあるかもしれません。
でも、どんなに辛く、悲しく、満ち足りなかったとしても、それもあなたの歩んできた人生の一部です。
これを否定し、受け入れないことは、結局自分自身を否定することにつながってしまうのです。
逆にこれまでの自分の人生の歩み。
嫌な体験、悲しい出来事、思い通りにいかなかったことなども含め、受け入れられるようになってくると、過去は無駄ではなかったと自然と思えるようになってきます。
それどころか、汚点にしか思えなかった過去が、自分の魅力や力にもなれると思えるようになってくるのです。
”「過去の出来事・経験の全てが活きる」在り方”
今苦しんでいる方には随分遠いことのように感じられるかもしれません。
心の課題に向きあう時、一つの方向性としてこの生き方を目指すのは分かりやすく、前に進みやすいと思います。