「生きづらさを抱える人へ」~ちひろさんのカレー会~
という不思議な名前のイベントに行ってきました。
アダルトチルドレン、発達障害の人。
それぞれの生きざまを描いた漫画家、著作者のトークイベントです。
確かにアダルトチルドレンも発達障害の人も、 生きづらさを抱えやすい。
そして発達障害の人はアダルトチルドレンにもなりやすい。
子どもの頃、周りから
「(他の子よりも)発育が遅い子」
「出来ない子」
「人と上手く関われない子」
などと思われやすい。
そうすると、親は子どもを低く評価しがち。
「なんでうちの子は、発育が遅いの…」
「なんでうちの子は、出来ないの….」
「なんでうちの子は、友達付き合いがちゃんと出来ないの..」
親から否定的な言葉・態度をより多く受けてしまったり。
親に過干渉の傾向があれば、なおさら強く子どもに干渉してしまったり。
親子関係がこじれやすくなります。
もちろん発達障害だからといって、親子関係が難しくなるとは限りません。
しかし一般的な傾向として、難しくなりやすい傾向はやはりあるでしょう。
「どうせ自分なんて…」
と一人で抱えてしまうとつらさは続きます。
「生きづらさを抱える人」が自分が育った家庭環境の特異性や、自分自身の特性を知る。
自己理解が深まることで救われることはたくさんあります。
そんな機会が増えるのはとっても良いことですね。
*イベントの抽選が当たりました。
講演者の色紙を頂いたのです。
ゲストの方に描いて頂いた漫画のキャラクタ「ちひろさん」
主人公は元風俗嬢。
海辺の小さなお弁当屋で働く物語は「独自の視点で奥深い」。
私はとても好きです。
「ちひろさん」読者レビュー・試し読み
https://bookmeter.com/books/7978765