母親から「思い通りの着せ替え人形」になることを強制された女の子の物語

親から虐待され、学校では邪魔者扱い。

外面(そとづら)の良い両親。
親が家の外では「苦労する親」を演じる。

そのため周りの大人は、いつも子ども(自分)を悪者扱いしてしまう。
誰も助けてくれない。

こんな絶望的な状況にいる子どもは実際にいます。

大人になってこの親・家から逃げ出すことが唯一の希望。

しかし大人になって体は大きくなっても、心は重症の傷だらけ。

そのため、実際逃げだしても

・極度の精神不安
・人とコミュニケーションが十分に取れない
・体の不調
などがあって

持てる力を十分に発揮できない…。

こういった境遇の、本当にひどいケースを描いた小説が
先日電子書籍で出版されました。

ヘドロの国のアリス (つばさパブリッシング) Kindle版
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母親から「思い通りの着せ替え人形」になることを強制された女の子の物語。

著者の方とは以前「子どもの虐待防止に関する講演会」でお会いしたことがあります。
そのご縁で、今回本の出版をご紹介頂いたのです。

フィクションですが、子ども時代の虐待、家出後に風俗嬢になる経緯など、著者の体験を踏まえて書かれています。

そのためか…
文面から伝わってくるリアリティがすごい。

人によっては読み進めることが難しいかもしれません。

しかし極端なケースを目の当たりにすることで、 自分の視点が変わることもあります。

凝り固まっていた見方が緩み、自分の置かれている状況をより客観的に見やすくなるのです。

そういう意味で、この本はかなりの「劇薬本」です。

私自身、この本をなかなか読み進められませんでした。

読んでいるうちに絶望的な気持ちになる。
読み終わった後もスッキリしない(笑)

強烈な人生を歩む著者の生き方を前にして、私自身の歩みはたいしたことがないようにすら思えてくる。

でも…
「やはり自分は、自分自身の人生を生きていこう。」

強烈な刺激を受けて。
逆に強く、私はそう思えてきました。

「子ども時代の境遇」に翻弄される人生。
ここからいかに脱却するか。

やはりキーは「トラウマケア」にあるように思います。

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